株式会社 クレバリア

中性電解水についてABOUT NEUTRAL ELECTROLYZED WATER

中性電解水とは?

食塩水を特殊な方法で電気分解することで生成される電解水です。
主成分は次亜塩素酸ですが、塩酸を原料とする一般的な次亜塩素酸水と比較して金属腐食が少ない、保存性が高いといった特長があります。

中性電解水の主成分「次亜塩素酸」

次亜塩素酸は高い除菌・消臭効果があり、一般的な塩素系薬剤と比較して数十~数百倍の効果があるとされています。
よって、薬剤抵抗性の強いウイルス(ノロウイルス等)にも効果が期待でき、且つ効果を発揮した後は分解して希薄な食塩水も戻るため、人体や動物・環境への影響が少なく、食品添加物としても活用されています。
また、次亜塩素酸は酸性領域になると除菌成分がガス化しやすいのですが、中性領域ではガス化しにくい特徴があるため、中性電解水は保存性が高く塩素臭が少ないです。

金属製品・樹脂製品への影響

中性電解水は、phが中性付近であることから金属腐食の影響が小さい点も特長です。
また、天然ゴムやアクリル板(押し出し成形)、塩化ビニール(床材)、アクリル板(キャスト成形)の4種類を40ppmの中性電解水に浸し、24時間経過後の樹脂への影響を観察した実験において、影響は認められませんでした。

次亜塩素酸水(強酸・微酸)との比較

次亜塩素酸水(強酸・微酸)との比較
中性電解水は、腐食性が低く塩素ガスの発生もわずかなため、塩素臭が弱いことも特徴です。